はじめに
前回の12話感想からちょっと間が空いてしまったが、今回は13話。
12話の感想はこちら
コメディタッチが強く、消化話っぽかった前話と異なり、今回はかなり本編に関わってくる重要なお話。
前回、1日1話感想を進めるにあたりルールを設けたので、まずはそれをおさらいしていこう。
目次
ルール
- 1話ずつ進んでいるんだ!という実感を得るためにいくつかバロメーターのような項目を設定することにする。
- 1話を100字に要約する。
- 感じたこと・思ったことを雑多に書く。
13話「朝陽の中のフランシス」
『明日のナージャ』バロメーター
🔴お母さんに会えるまで:残り37話(13/50話)
🔴ナージャの足跡:イギリス→フランス(パリ)→フランス(ロレーヌ地方)→スイス🆕
🔴今回の舞台:スイスの孤児院
🔴ナージャが覚えたダンス:ダンデライオン一座の踊り・ドレス早着替えステッキダンス・チロリアンダンス🆕
𝐩𝐨𝐢𝐧𝐭
☞スイスに移動して、新規ダンス&衣装が追加。
☞ナージャのチロリアンの衣装と髪型は各国のダンス衣装の中でもかなり可愛いくて個人的には大好き。
第13話を100字で要約すると…
スイスの孤児院でフランシスと再会したナージャ。
彼と話したいが、自分を忘れているかもという不安で葛藤する。
スイスを旅立つ朝、再会を願うナージャにフランシスはまた会えると語る。
朝陽の中二人はキスを交わす。(100字)
雑多感想
いや〜〜〜13話、見どころが多かった…
⚫️シルヴィーとナージャ
ナージャBD購入についての記事でもちょっと書いたが『ナージャ』という作品の好きな箇所は、「大人の恋愛」もナージャに見せ、その上で「大人ってわからない…」となるナージャをきちんと描いているところ。
ただ、「その人のことが好きなら追いかけて一緒にいたらいい」というナージャの純粋な発想が、シルヴィー含め大人組に刺さるって言うのがさらに素敵だと思っている。
だからこそ、第8話でそんなナージャの言葉に触れたシルヴィーが、今回フランシスへの思いに悩むナージャに「会いたいなら会えばいいって言ってくれたのはあなたよ」と励ます場面は非常に感動的。
⚫️フランシスとナージャ
前半は、お互いすれ違ってしまい二人で話せないシーンが続く。それぞれ悲痛な表情を見せるフランシスとナージャ。
当たり前だが、この時代電話やメールがあるわけでもなし。ましてやナージャは旅芸人で各国を周っている。次に同じ土を踏めるのはいつになるか分からない身だ。手紙も出せないだろう。さらに二人には旅芸人と貴族という身分差もある。
「また会おうね」が気軽に言えないし、今後会えないかもしれない。これが最後かもしれない。
それが二人とも身に染みて分かっているからこそ、
「また…会えるよね…?」
「うん、また会えるよ」
という二人の台詞が切実に迫る。
最後のキスは「さよなら」のキスでもあり「また会おうね」のキスなのだ。
それが1日の「始まり」である朝陽が昇るタイミングでなんて…
演出含め最高だった。
以上!
次は14話。ケンノスケと街の少年(?)のお話ですね〜