あなたを愛し、わたしを愛する~日々の備忘録~

ロリショタを慈しみながら日々のことも徒然に書いてこうと思います。

キラキラ☆プリキュアアラモード31話を見て思ったこと

最近Netflixで「キラキラ☆プリキュアアラモード(以下プリアラ」を見ている。

プリアラに関しても色々書きたいことはあるけど、それはまた後日まとめることにして、今回はその31話を見ての感想を書いていくぞ!

 

 

プリアラ31話はどんな話なのか?

プリアラ31話のタイトルは「涙はガマン!いちか笑顔の理由」である。(これだけで涙が出そうに...😢)

端的に言うと主人公宇佐美いちかちゃんのお母さんが海外から帰ってくる話だ。

そもそもいちかちゃんは中学生になった時からお父さんと2人で暮らしている。お母さんは「国境なき医師団」みたいな医者のひとりで海外を飛び回っている。それはそれは忙しく、家にもめったに帰ってこない。そんなお母さんが予告もなしに帰ってくる。ただし、スーパー忙しいいちかちゃん母はおやつ時くらいに帰って来たのに次の日のお昼にはもう戻らなくてはならないという。(ハードすぎ)

大好きなお母さんに会えて嬉しくて泣きたいはずなのに頑なに涙をこらえて笑顔で明るく振る舞ういちかちゃん…というのが今回の話だ。

17話からのいちかの成長

 この話はプリキュア恒例のある一人のキャラお当番回というやつである。お当番回では、1人のメンバーにフォーカスが当てられる。30話までそれぞれのメンバーのお当番回があり、いちかちゃんはプリアラの中でも一番最後のお当番回なのだ。しかも、皆の心に反応して手持ちアイテムが進化するというお当番回が続いたので、残るは彼女だけである。

このアイテムの進化=キャラクターの変化・成長を表している。つまり、宇佐美いちかが成長する話であり、えてして人が成長するには強いきっかけ・ストレスが必要だ。この時点で今回のお話がIQ2で見れるはずなどないと視聴者はストーリーが始まる前から感づいているのである!!

 

話を戻す。宇佐美いちかの成長とは何か。それは戦士としての覚悟をもったことだ…と私は思う。

 

そもそもいちかちゃんがプリキュアに変身したのも母関連だった。「帰ってくる母の為に作ったケーキを敵から守りたい」というのが動機だった。17話では海外から届いたお母さん手製のマドレーヌを巡ってジュリオ(敵キャラ)に闇堕ちさせられた。この時に「娘を置いて好きなことしているお母さんを勝手だと思わないの?」とジュリオに問われた時、いちかちゃんはすぐには否定できない様子だった。その後無事闇堕ちから自力で抜け出した彼女は一段パワーアップする。

 

いちかちゃんの成長に「母」はキーポイントなのだ。そして今回。

幼少期に「いつでも笑顔でいなさい」と言われたいちかちゃんはそれを実行しようとから元気で母に接する。本当は寂しい。折角お母さんが戻って来てくれたのに1日も一緒にいられない。でも泣いちゃだめだ。お母さんを困らせちゃうから…

そんないちかちゃんのから元気を解いたのがCV津田健次郎のお父さんというのも宇佐美家の絆を感じられて私は泣いた。やっと素直に泣くことができ、母に抱きついたいちかちゃんを見てまた泣いた。ここら辺はずっと泣いていたかもしれない。

 

次の日。空港まで行くバスを家族3人で待っていた時、敵が現れたことに気付く。ここで秀逸なのは、その敵が空を飛んでいていちかちゃん達に気付かなかったことだ。でも、宇佐美いちかは気付いた。彼女は母にこう言ってその場を去る。

 

私ね、お母さんの仕事ホントにカッコいいって思ってる

私もさ、キラパティとかやって、前よりもちょっとは分かるようになったかなって…

それでね、私にもやらなきゃいけないことがあるんだ

だから、行ってくる! (プリアラ31話より)

敵が彼女の目の前に現れて、いちかの両親を襲おうとしたのなら、いちかはもちろんプリキュアに変身して戦っただろう。大切な両親を守る為に。

だけど、敵はいちか達に気付いていない。他のメンバーに任せていちかはお母さんを最後まで見送りに空港へ行ってもいいはずだ。彼女の両親が傷つけられることはない。

 

でも、彼女は自らのプリキュアとしての使命を知っていた。だから彼女は自分を優先するんじゃなくて、使命を履行するために敵の元へと向かったのだ。

 

これが、宇佐美いちかの成長だと思う。自分の目の前の人・周りの人だけ助けるヒーローじゃなくて、自分の大切なものを損なわれたから怒るんじゃなくて、使命を、覚悟を持って戦うプリキュアへと成長したのだ。

仲間→いちかへの思い

まって~めっちゃ長々と語ってしまった…すでにレポートレベルの文字量で草。読んで下さっている方いたらごめんなさいね、レポート読ませちゃって…

今回、いちかちゃん主役回だけど、他のメンバーのいちかちゃんへの愛情が見れてほっこりした。お母さん大好きないちかちゃんの気持ちを汲んで見送るあおちゃんゆかりさん。いちかちゃんのケーキ作りを見守るペコリンキラリン。愛されいちかちゃんとプリアラメンバーの絆を感じました😢

挿入歌が神✨

 キュアホイップの戦闘シーンで流れた挿入歌「勇気が君を待ってる」

まじで神でしたね~~17話でも流れたけどホント良い曲…

気になったこと

いちかちゃんの成長について長々と語ってしまったわけだけど、「娘の成長を母はどう思うか」みたいなの、次作の「HUGっと!プリキュア」のさあやとお母さんの関係と比較してみても面白いなって思いましたね~いちかちゃん母も娘の成長に嬉しそうであり、若干寂しそうな顔してた気がする。

まとめ

プリアラ31話感想でした。f:id:moneek:20200604154439j:image

沢山の気持ちがあふれて泣きながらみたので、とりあえず感想を整理したくて書いた。ちゃんとお当番回で成長を感じられるようになってるのいいですね。最終回まではよ見よう。