山の上ホテルでのホテル泊生活3日目でございます。
今日はお部屋で一日中本読んで過ごすんじゃ〜!
と思っていたけれど室内のお掃除が入るので朝ごはんを食べるのも兼ねて一旦外へ。
カフェでご飯を食べたあとはそのまま神保町をうろつき昨日行かなかったエリアに行きました!
書泉グランデなどがある靖国通り沿いにも古本屋さんが並んでたので、昨日あんなに本を買ったにも関わらず物色。
そしたら…
ているではないか!
ビニールには「M16初」とのラベルが😳😳
えぇこれは明治16年初版ということか!?
と思い折角だからと購入してしまいました…(笑)
こちら。
この中に9つの冊子が入っております
表紙もそれぞれ違うカラーで素敵!
中身
購入した後色々調べたところによると
・この本は明治16年の初版本ではない(だと思ったよ…安すぎだもんね😂)
・昭和43年(1968年)に「名著復刻全集 近代文学館」というシリーズで出された復刻版だそう。ちなみに初版と出版社は同じ松月堂。
「小説神髄」とは?
自分でも整理する意味も兼ねてまとめます!
『小説神髄』…坪内逍遥(1859~1935)によって書かれた小説論。明治18~19年に渡って刊行。日本近代最初の本格的文学論。
小説の主眼を第1に人情、第2に世態風俗のありのままを模写することにあるとした。
ということらしいぞ。私の彼への知識も高校日本史なので、「あぁそんなこと習った!」というくらいである。
いざ、実読(?)!しかし…
えぇ〜なになに…
盛んなる…え、次なにこれ!?の、の上に謎の棒ある…!?いいや次進もう。
我が国ふ!?……なんじゃこれ!?
ということで見事に読めません。
ここで再び調べたところこの時代に使われている謎の平仮名は「変体仮名」というやつのようで同じ「あ」でも今とは違う色んな文字があるらしいのね。
それが統一しようって動きになったのが明治33年(1900年)。
「小説神髄」が書かれているのは明治18年頃。変体仮名がバリバリ使われていた時でしたorz…
これじゃ読めね〜!!!と思ったワタクシですが、なんせ時間は有り余っている。
インターネットで変体仮名が現在の平仮名に直された「小説神髄」を検索し、それを頼りに本文を読み解き始めました。
かかること約3時間半…
とうとう1冊目を読み終えることが出来ました〜!!
バンザイ!!!!\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
いやぁよく頑張ったよ私!!!最後らへんはもう頼りなしでも大分読めるようになってましたからね😌😌
ちなみに最初は「盛んなるかな 我が国に物語類の行はるるや。遠くしては源氏狭衣濱松住吉あり」ということだったのです。
ということでちょっぴり明治の雰囲気に触れられたような気がした日でした。
新しいものを知るのって楽しいですね♪(´ε` )
明日はお隣の明治大学の博物館を覗きに行ってみるぞ💪
おわり