あなたを愛し、わたしを愛する~日々の備忘録~

ロリショタを慈しみながら日々のことも徒然に書いてこうと思います。

おにロリの話

 

めっちゃ久しぶりにブログ書くな~と思いながら書いてます。

 

ついこの前2021年が始まったばかりだと思ってたのにもう上半期が過ぎようとしてることに驚く。

 

ブログ始めてからも色んなこと書いてきたけど、百合語りとかも途中になってるしちゃんと完成させようね、わたし…(笑)

 

とか言いつつ今回は百合の続きではなく、違うテーマで書こうと思います。

「おにロリ」です。

 

 

これまた百合と同じく私の大好物の一つで、いつかはこれをテーマに何かしら書きたいなと思ってたやつ。

文章書くの久々なのもあっていつも以上に乱文です。お目汚し失礼…

 

 

おにロリ…

それはおにいさん×幼女(ロリ)の禁断の組み合わせ…

一見合わなそうに見えながらとことん強い結びつきをも発生し得る無敵のコンビのことである(当社比)「×」がついているが必ずしも恋愛関係を指すわけじゃないぞ。

 

それにしてもおにロリが出る作品に良いものがなんと多いことか…!

私はおにロリが出てくる作品は基本どれも好きと言えるくらいおにロリには絶大な信頼を置いている。

 

おにロリの一番の魅力とは何か、

それは一見「おとなの男×幼女」は物理的にも精神的にも「庇護者×被庇護者」という構図をしていながらも実は「おにいさん」も「幼女」も互いを必要とし合っている点だと思う。

~する、~される といった関係でなく、お互いに対して作用し合っているのだ。

 

これは、もちろんすべての「おにいさん」と「ロリ」が出てくる作品に言えるわけではない。あくまでここでの「おにロリ」は私の好きな上記の関係のことを指すと思っていただければと思う。

 

 

さて、ここで考えてみたい。

あなたの「おにロリ」はどこから?

 

ちなみに私の「おにロリ」歴の始まりははっきりとは分からない。

気が付くとこの関係に萌えるようになっていたわけだが、古いものはあまり思い出せない。が、ここからは私のおにロリ遍歴とおにロリ作品の紹介にうつる。

中には、これロリと言える年齢か?や年齢差あんまりなくない?というようなおにロリも登場するが、あくまで「おにロリ」という概念の話でのコンビと思ってくれれば幸いである。

 

おにロリ①「うみねこのなく頃に」より天草十三×右代宮縁寿

私の覚えている作品の中で一番古いおにロリから天草と縁寿ちゃん。

両親、兄が死に孤独となった闇を抱えたお嬢・縁寿ちゃんとそのボディーガードのような付き人を務める天草。

縁寿ちゃんはJKなので初っ端から「いやロリじゃねーじゃん」な二人である。

ちなみに「うみねこ」自体もこの二人がメインではないので色々と傍流な感じだ…

 

それは置いておき、天草は縁寿ちゃんの使用人という立場ながら破天荒で派手な見た目をしており縁寿ちゃんを「お嬢」と呼ぶ。縁寿ちゃんはその過去や境遇から他人を信用していないけれども、天草のことは「胡散臭い男」と思いながらも何だかんだ頼りにしてるところに萌える。

 

これは私の初期のおにロリ萌えであって、そこまでさっき説明したようなお互いを必要とし合うような関係性ではないっすね…どっちかといえば主従萌え的な所もあるんだけどちょっと悪そうな胡散臭い「大人の男」・天草が「年下の少女」をお嬢と呼び彼女を守るのがいいんすよね。

このふたりはほぼいつも行動を共にしてるし…

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うみねこ」シリーズの解釈の一つとして天草の正体が実は戦人説あったからなぁ…そうなるとちょっとこのふたりの関係性が変わってくるのでアレですけど…

 

おにロリ②「PSYCHO-PASS サイコパス」より狡嚙慎也×常守朱

「いやロリじゃねーじゃん」パート2です。

初登場時で「ロリ」ポジの朱ちゃんは二十歳なのでJKの縁寿ちゃん以上に「ロリ」っぽくないっすね…(笑)まあ朱ちゃんロリ顔なんで…

しかもふたりの年齢差も8歳なのであまり「おにロリ」とは見えない感じだけれども、これこそ概念としての「おにロリ」の真骨頂かと私は思ってます。

 

初登場時時点で新人捜査官の朱ちゃんとベテランの刑事である狡嚙さん。経験値としても体力的にも圧倒的に差があり、庇護者×被庇護者のような関係性に見えていたふたり。

それがストーリーが進むにつれてどんどん朱ちゃんの刑事としての、人間としての「強さ」が出てくる。朱ちゃんのそういうところを狡嚙さんが眩しく思っているところが非常に良いです。刑事として優秀で経験値もある狡嚙さんが朱ちゃんの強さやピュアさという光に救われているのが分かります。*1

また、朱ちゃんにとっても狡嚙さんは「刑事」として色々と教えてくれた特別なひとなのでこのふたり本当に美味しいです。立場的には朱ちゃんの方が「上」っていうのも萌えポイントです。

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おにロリ③「バナナフィッシュに最良の日(A Perfect Day for Bananafish)」よりシーモア・グラス×シビル・カーペンター

はい、もう私の中で「おにロリ」と言えばこのふたり。「おにロリ」界のレジェンドです。

すべてのおにロリはこの作品に帰結するのではないかと思うくらい「おにロリ」してます。

 

作者のJ.D.サリンジャーも私と同じくおにロリ信者だったんじゃないかと言ったら怒られそうだけど、おにロリ萌えというよりロリ、小さな子たちに救いを求めていた点は間違いないかと思われ。

戦争で身も心も病んでしまったシーモアに光を与えたのはおさなごのイノセンスであり、この作品ではシーモアは子供を庇護する立場の大人というより幼女シビルと触れ合うことで救われようとする感じが強い。

 

どちらかというとこのふたりは、シーモアがシビルから「与えてもらっている」のが強くて、シビルの方は「全然自分に構ってくれない母親と違って優しくして遊んでくれるシーモアグラス」って認識、つまり特別シーモアに強い気持ちを抱いていないと思われるところも子どもらしくて良いと思います。

 

そこが他の強い関係性とは違っていて、「おにロリ」の魅力の一つでもあるのかなと。

もちろんロリの方も強い気持ちを感じているおにロリもいっぱいあるけど、シーモアはシビルの子どもらしいイノセンスに光を感じていると思われるので、シビルは子どもらしい考え方のままで良いんだよな、きっと。

 

 ↑Nine Storiesの中でも私の一番好きな訳のやつです(笑)シビルの喋り方が可愛いのだ

 

 

 

まって~このブログは絶対この1回で終わらせようと思ったのに予想外に長くなってしまった。

続きものにしたら続きいつ書けるか分からないのであとのおにロリは紹介だけ!

おにロリ④「エズメのためにー愛と汚れ(For Esme-with Love and Squalor)」より「わたし」×エズメ

おにロリ⑤「黒執事」よりヴォルフラム・ゲルツァー×ジークリンデ・サリヴァン

おにロリ⑥「ゴールデンカムイ」より杉元佐一×アシリパ

おにロリ⑦「レオン」よりレオン×マチルダ

 

私が知った順番に書いてます。

 

楽しかった~!!

やっぱりおにロリって至高よの。

 

おわり

 

 

 

 

 

*1:朱ちゃんに救われている」と言えばうちの宜野座伸元も対象かとは思うんですが、伸元の場合は朱ちゃんに救われていることに比重が大きい気がしてお互いにイーブンな関係とは言えないんじゃないかと思い、「おにロリ」とはカウントしません。不憫…