最近仕事終わりによくNetflixにて映画を観ている。
ここ最近は毎日一日一本観てきたのでその感想を。シリーズもの。
「トワイライト・サーガ」、通称トワイライトである。
私がこの映画の原作がすごく好きということは過去の記事でも書いたことがある。
映画は3作目までは観たことがあるが、うろ覚えという状態だったので改めて1作目から観た。
1作目は『トワイライト~初恋~(2008)』
2作目は『ニュームーン トワイライト・サーガ(2009)』
3作目は『エクリプス トワイライト・サーガ(2010)』
この記事では3作品の感想をまとめて書こうと思う。
①やっぱり1作目が好き。『トワイライト~初恋~』
この3作品の中でどれが好きかと言われると私は断然1作目の『初恋』を推す。
1作目は所謂学園もの×禁断の恋というまあ私が大好物な感じですごく好みだ。
私の想像するアメリカの学園生活が描かれているのも良くて、プロム(!)に参加して終わる。
少し陰のある主人公ベラが転校先の学校で出会った美少年エドワードが実は吸血鬼だった…というストーリーで、二人は禁断の恋に落ちる。
エドワードは他の吸血鬼と異なり、人間ではなく動物の血を飲む「菜食主義」を取っているが、ベラの血は彼にとって特別で、彼女を欲しくてたまらない。けれど、エドワードは彼女を愛しているので飲まない。
以前の記事で紹介した本に書いてあったが、吸血鬼モノとティーンもの(ジュブナイル小説)は相性が良い。
ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』からあるように吸血行為と性行為はイコールと見なせる。吸血行為は性行為のメタファーと言ってよい。
だからこそティーン小説では書けない性行為を吸血行為によって代用できるので相性が良いということだそうだ。
トワイライトがティーンに爆発的な人気となったのも恐らくそこが大きくて、
「素敵な男の子(王子様)」は私のことが大好きだけど、”本当に私のことを大切にしてくれるから”血を飲まない(=セックスしない)。欲望を抑えている姿もセクシー❤というところであろう。
というわけで1作目を観ていると、ティーンが好きそうな少女漫画風な展開が多く、だからこそ少女漫画大好きな私も1作目が好きなのだろうと改めて感じた。
②エドワードの独りよがりさにイライラ…『ニュームーン トワイライト・サーガ』
ニュームーンに関しては、原作でもそうだったが、エドワードがベラの為を思って彼女の下から姿を消す、という展開が辛すぎてあんまり見てられなかった…
私はここのエドワードの独りよがりさが好きではない。よく彼女のことが大切で、自分と一緒にいると不幸になる。だから離れるんだ。という結論を出す男がいるが、あれはいただけないと私は感じている。
私から言わせると「お前の意見なんか知ったことか。私にとってはあなたがいない方が不幸だ。”私の為”とか言い訳すんな」である。
実際、ニュームーンではエドワードがベラと離れてしまったせいである事件が起こり、トラブルになるが、そのおかげでエドワードはやはりベラと離れることなどできないと悟る。ほらみたことか
彼らの愛がより深くなるためには必要だったのだ…と堪えて視聴した。
③年相応なエドワードをかわいく思ってしまった『エクリプス~トワイライト・サーガ』
エクリプス…あまり印象に残った所はないが、ベラに想いを寄せる人狼のジェイコブに対して、エドワードが”17歳”の少年らしく嫉妬するところがお気に入り。普段ベラに対しては完璧な紳士でベラを諭すことも多いのに、ベラを温めるために高い体温を持つジェイコブが彼女を抱きしめるしかない状況になるとその光景を見て苦しそうにし、嫉妬の言葉をかけてしまうところが可愛かった。
私は長いこと圧倒的にジェイコブよりエドワード派だったのだが、改めて見直すとジェイコブも良いな…と思い始めた(笑)何よりジェイコブを演じるテイラーがいい身体すぎる
おわり